体重移動って難しい?
こんにちは中島です。
前回半分冗談で予告した、「中島史智が考える、ラテンダンスにおける体重移動と、ゴルフスイングにおける体重移動の相違点について」
いつアップされるのですか?という問い合わせを多数?いただき、再び重い腰をあげました。
あくまで私の個人的考えですのであしからず。。。特に世間のゴルファーの皆様優しい目で見てくださいね。
ダンスに於いてとても大事な体重移動、皆さんもよく先生から「ちゃんと右足に乗って!」とか、「体重移動ができてないですよ。」とか言われた経験はあると思います。私も耳にタコが出来るぐらい聞いたフレイズですが、実はこの言葉ゴルフに於いても良く言われる言葉のようです。
「体重移動と下半身のパワーを使ったスイングはお手のものでしょう。」とお客様からよくおだてられますが、いやいやこれが私のゴルフライフの中で1、2を争う悩みなのです。
厄介な事に私が考える体重移動とゴルフで求められる体重移動はどうも違うみたいなのです。
「中島さんテイクバックでしっかり右足に乗って下さい。」とよく言われます。
さあ賢明なダンスファンの皆さんだったらどうテークバックしますか?
ちなみに私はこういう状態を想像してしまいます。
ヒップが右足の上に移動して行き、最終的に右股関節に体重がセトルダウン、上体は抵抗する様に左の肩口に向かってストレッチ。
この長年培ったラテンダンスのヒップムーブメントと体重移動を基にテークバック、
「どうだ!!」心の叫びと共にやってみせます。
「中島さん全然ダメですね。それでは上体が左に戻ってスウェーがかかってますよ。」
(ちなみにゴルフに於いてはスウェーというのは良い意味で使われる言葉ではありません)
そして丁寧に直して下さいます。
その形がこちら、
確かに!ゴルフ雑誌などでよく見る形!!上体がしっかり右足の上にきている。
でもこれ私の体感的には左に乗ってる感じなんだよな〜。左股関節にしっかり体重がかかり、そこから右肩口に向ってストレッチしてる感じ。。。でもこれで「ほらしっかり右股関節に体重がかかってるでしょ!」と言われます。
何度直されてもちょっと油断するといつもの場所に戻ります。悲しい気持ちと共に、いつもレッスンで同じ事を言われるお客様のことを思い出し、「もっと優しくしてあげよう」とおおらかな気持ちになります。
最近はゴルフの先生もよく分かってきて、「ほらまたダンスの動きが出てるよ。」とよく言われます。
そういえば最初ゴルフを習った先生が、「練習していく過程で、自分のやっているスポーツとの共通点を見つけることは良い事だけど、自分のやっているスポーツを他競技に当てはめようとするのは上達の妨げになる。」と言っていました。
全くその通りですね。
何となく気持ちの悪い動きですが、ダンスはダンス、ゴルフはゴルフでしっかり区別して頑張ろうと思う今日この頃でした。