力感を一定に☝🏻
こんにちは。中島です。
皆様をレッスンさせて頂いている時に、力が入り過ぎてリードやフォローが固くなってしまうという悩みをよく聞きます。
では力を抜けば良くなるかといえば、今度はトーンがなくてグニャグニャだ、と言われどうして良いかわからなくなってしまうという事がよくあります。
そもそも単に力を抜いたら本当に柔軟なリードやフォローはできるのでしょうか?
まず力抜いているか入れているかという感覚は主観的な要素も大きく、同じ力でも力を抜いていると感じる人もいれば、力を入れていると感じる人もいます。
実は柔軟に感じるリードやフォローの秘密は「力感」が変わらないという事にあります。
この「力感」という言葉はゴルフのレッスンで使われる言葉で、スイングする時にクラブに伝わる「力感」が変わらないように良く注意されます。
とても分かりやすい言葉なので、最近私もダンスのレッスンで良く使わせて頂いております。
リードやフォローもこの「力感」が変わらない事がとても大事なのです。
例えば歩いている女性の背中を押して歩かせてみましょう。
多少強めの力でもずっと一定の強さで押すリードと、力を抜いていても力が入ったり抜けたりするリードだと、前者の方が安心して女性が動いてくれる事が分かると思います。
力加減は強くても弱くても自分に合ったもので良いので、変わらないという事が大事なのです。
実際私も今まで沢山の素晴らしい先生方と踊った事がありますが、凄くしっかりとしたリードやフォローをしてくれる先生、逆に羽毛のようなタッチの先生、みんな人それぞれです。
ですので皆さんも、力が入り過ぎるとか逆に抜けているというような悩みがある時は、そのままの力で良いので、「力感」を変えずに踊るという事にトライしてみてはいかがでしょうか?
長年の悩みが解決するかもしれませんよ😉
中島史智
池袋 火水金土
大宮 月木