何を踊るかをまず考える
こんにちは、中島です。
先日佐々木の方から報告させて頂いたように、息子の司が中学受験で無事第一志望校より合格を頂く事が出来ました。
レッスンの時間などいろいろとご協力頂いたお客様やスタッフ達に改めて感謝申し上げます。
さてその受験間近の一幕。
「何を答えるかをまず考える❗️」
塾の先生が司の為に作ってくれた張り紙です。
司は国語やその他の科目においても記述問題のとても多い学校を受験したのですが、そのテクニックとして文章に様々な要素を加え肉付けして、なるべく多くの加点を狙う必要がありました。
その練習をしているうちに得意だったはずの記述で、大変なスランプに陥ってしまいました。
文章の肉付けを一生懸命やるあまり、文章に一貫性がなくなり出題者が真に問いかけている事に対して、ズレた解答になってしまうというような状態になり本人もどうして良いかわからないような状態に…
本番も近づき焦りも出る中、そんな司が先生から頂いた先程の言葉でした。
まず何を答えるべきかメインのテーマを考えてから肉付けをする。
このアドバイスの後司の記述力は見事に復活、何とか本番にも間に合ったようです。
長々と受験の話をしましたが、これはダンスにも通じる事だなと思いブログに書かせて頂きました。
流行りのステップや派手なアクション、踊りに対する飾りや肉付けは、より良い踊りをする為やコンペで勝ち上がる為には間違いなく必要です。
しかしそこに熱を上げるあまり、何を踊っているのかというメインテーマをおろそかにしていないでしょうか?
みなさんも行き詰まりスランプに陥ったとき、もう一度シンプルに踊りの特性を見つめ直すと更に良い踊りにステップアップ出来るかも知れません。
「何を踊るかをまず考える❗️」
そんな事を思いながら司の机に貼ってある張り紙を眺めてます。
中島史智
池袋 火水金土
大宮 月木