「もし〇〇できないなら、ダンスじゃない?」——「対偶」で考える、社交ダンスの本質
「もし〇〇できないなら、ダンスじゃない?」——「対偶」で考える、社交ダンスの本質
こんにちは立石です。
「AならばBである」 学校の数学で習った**「対偶」**という言葉、覚えていますか? 元の方題が正しければ、その対偶も必ず正しいというアレです。
実はこれ、社交ダンスの上達や、踊り方の本質を考えるときにも、意外とスッキリ頭を整理してくれるツールになるんです。
| 種類 | 内容 | 例(人間ならば動物である) | |
| 元の命題 | P=Q | 人間ならば動物である | |
| 逆 | 前後を入れ替える | 動物ならば人間である | |
| 裏 | 両方を否定する | 人間でないなら動物でない | |
| 対偶 | 入れ替えて否定する | 動物でないなら人間でない |
・逆 は動物ならば人間かもしれないけど〇他の動物かもしれない△
・裏 は人間でないなら動物でない、人間でない...植物とかならそうだけど〇犬とかの動物かもしれない△
・対偶 動物でないなら人間でない。まさにそうでしょう。◎
本題:ダンスにおける「対偶」の法則
例えば、ダンスにおいてこんな命題を立ててみましょう。
命題: 「良いリードがあるならば、フォロワーはスムーズに動ける」
これが真実だとするならば、その対偶はこうなります。
対偶: 「フォロワーがスムーズに動けないならば、良いリードができていない」
……耳が痛いですね(笑)。 でも、こうやって論理的に置き換えてみると、相手の動きがぎこちない時に「相手のせい」にするのではなく、「自分のリードに原因があるはずだ」と冷静に振り返るヒントになります。
もう一つの例:音楽とダンス
命題: 「音楽を感じて踊っているならば、ステップは自然に合う」
この対偶は……
対偶: 「ステップが合わないならば、音楽を感じられていない」
どれだけ足型を完璧に覚えていても、リズムがズレるということは、心の耳が音楽から離れてしまっている証拠かもしれません。
もう一つの例:体重
命題: 「右に体重が乗っている」
この対偶は……
対偶: 「体重が乗っていないのは左足」
右に体重を乗せてくださいと言われたのに、もし左に体重が乗っていたらおかしいという事ですよね。
結論
論理学の世界では、対偶を使って「裏側」から証明を試みます。 ダンスも同じで、「なぜか上手くいかない(裏)」という結果から逆算していくと、自分が今向き合うべき「正解(表)」が見えてくることがよくあります。
「リードが伝わらないなら、自分の立ち姿を見直そう」 「リズムが狂うなら、もう一度曲を聴き直そう」
たまには理系な頭でダンスを分析してみるのも、上達への近道かもしれませんね。
立石
池袋校 (火)(金)(土)
大宮校 (月)(水)(木)
<大宮グループレッスン>
(月)19:00スタンダード初級 (1,2月タンゴ)
(水)19:00ラテン初級(1,2月ジャイブ)
(木)13:00スタンダード初級(1,2月タンゴ)
(木)19:00ラテン中級(1,2月ルンバ)

